
みなさんこんにちは。
現在、総務人事として働いております
完熟丸と申します。
この記事を見ている方は、
「まだまだ就活は先のことだけどなんかやっといた方がいいんかな~」
と思っている方なのではないでしょうか。
もうその時点でえらいです。

就活の一歩目を踏み出すことができています。
私自身、学部生時と大学院生時の2回就職活動をしました。
まったく準備をしなかった学部生の時はそれはもう悲惨な結果でした。
その経験から大学院の就活ではしっかりと事前準備をしました。
結果、十数社から内々定をいただきました!!

今回は、私が就職活動が始まるまでに
- やっておいて良かったこと
- やらなくてもよいこと
をご紹介していきます!
やっておいて良かったこと
まず【やっておいて良かったこと】は以下になります。
- 3回生時点であらかた単位は取り終わっておく
- 長期インターンシップに参加する
- 就活用エピソードを考えておく
- 先輩とのネットワークを持っておく
上から順番に説明していきます。
1. 3回生時点であらかた単位は取り終わっておく
これは基本ですが重要です。
院生の方は院1年時にしっかり単位を取り終わっておきましょう。

就活スケジュールが変更されなければ、就活が始まるのは年明けの2月ごろですね。
つまり4回生(院生であれば院2)に上がる直前に就活が始まるわけです。
就活はやることが本当に多いです。
自己分析や業界・企業研究、合同説明会、個別企業の説明会やES(エントリーシート)の作成と多岐にわたります。

そんなときに講義なんて受けていられないですよね笑
就職活動はただでさえ不安がつきまといます。
不安要素を少しでも減らすことができるよう、3回生(院1年)の時点で単位を十分に確保しておきましょう。
2. 長期インターンシップに参加する

これは絶対に参加した方がいいです。
長期インターンシップのメリットは大きく2つあります。
- 企業の雰囲気や業務を肌で感じられる、体験できる
- リクルーター面談に呼ばれる
企業の雰囲気や業務の内容を体験できることは思いのほか刺激になります。
面接や説明会だけでは感じ取ることができない会社内部をしっかり観察できるのは大きなメリットです。
また、長期インターンシップに参加すると
リクルーター面談に呼ばれる確率がグッと上がります!
(インターン中に遅刻する、暴言を吐くなどやらかさなければですが笑)

リクルーター面談に呼ばれるとその後の選考がスキップしたり、リクルーターの方がESを添削してくれたりと他の就活生より2歩も3歩もリードすることができます。
※実はインターンシップに参加せずともリクルーター面談に呼ばれる方法もあるんです。
詳細をまとめた記事はこちらをご覧ください
また、長期インターンシップには選考があります。
その選考にはESの提出と面接があります。
いうならば就活の前哨戦なんです!!

仮に長期インターンシップの選考が合格しなかったとしても、
そこで書いたESや面接の雰囲気などを体感できるのは必ず就活本番に活きてきます!!
ぜひとも長期インターンシップは受けましょう!!
3. 就活用エピソードを用意しておく

ESで問われる内容はだいたい同じです。
基本的には
- 志望動機
- 学生時代に力を入れて取り組んだこと
- 自己PR
上記3つはどの企業でも問われます。
志望動機は説明会などで実際に企業のことを見て、聞いて判断してからでも遅くはないと思います。
学生時代に力を入れたことと自己PRは就活が本格化する前にエピソードを用意しておけば
就活が始まってからかなり楽になりますよ!
エピソードがある程度考えられていれば、次のステップ
400字で文字に起こして用意しておきましょう!
さらに欲を言えば200字のものも用意しておきましょう!

基本は400字ですが、たまーに200字の自己PRなどを要求する企業もあるんです。
就活が始まると説明会や面接に行きながらもESの提出に追われることになります。
あらかじめエピソードを考えておきかつ、400字(欲を言えば200字も)で文字に起こして
用意しておけばスムーズに就職活動を進められますよ!!
4. 先輩とのネットワークを持っておく

絶対に必要ではありませんが、やはり先輩とのネットワークがあるのも就職活動をする上では有利です。
特に同じ大学の先輩が好ましいです。
なぜならば、自分の大学から行くことができる企業が分かるからです。
いうなれば先輩は生き証人なんです!

ESの書き方や面接の雰囲気などは実際に体験してきた人に聞くのが一番効率が良いです。
また、筆記試験を設けている企業であれば先輩から傾向を聞くこともできます。
もちろん先輩との繋がりがなくとも内定をもらえる方はたくさんいます。
ただ、先輩との繋がりがあると恩恵も大きいことは間違いありません!
やらなくてもよいこと
【やらなくてもよかったこと】は以下になります。
-
- 学校にある進路相談室にいく
- 短期インターンシップ(1DAY)に参加
上から順番に説明していきます。
1. 学校にある進路相談室に行く

進路相談室は意味あるっちゃあるけどないっちゃないんですよね。
進路相談室では自分が行きたい業界ややりたい職種が決まっていない方がよく訪れますが
相談員もあくまで他人ですからね。最終的には
希望の業界、業種は自分で決めるしかないんです
あんまり期待していっても期待以上の回答がくることはありません。
また、進路相談室でたまに面接練習会などを開催しています。
入退室のマナーを教えてくれたり、面接の模擬をしたりします。ただ、
入退室のマナーなんてググれば良いです。
面接の練習に関しても、その日参加している希望業界が全く異なる人たちと同時に面接練習を行うので、定型的な質問しかされません。
それなら家で一人で練習しましょう
現に私は学部生時代に何度か進路相談室開催の面接練習会に参加していますが
本番で全落ちしています笑

誤解を恐れずに言いますが、就活の準備をやっている感が出るだけで
成果が伴わないと私は思いました。
(現に学部生時代は全敗ですから笑)
ただ面接の回数をこなしてきたこともあり、面接のコツを掴んだ院生時代は十数社の内々定をいただけました!!
面接のコツをまとめた記事もありますので、こちらをご覧ください。
2. 短期インターンシップ(1DAY)に参加

1DAYのインターンシップはただの長い単独企業説明会ですね。
この会社のことをもっと知りたい!!という方は参加した方が良いです。
ただインターンシップの旨味は「やっておいた方が良いこと」での述べた以下の2つとなります。
- 企業の雰囲気や業務を肌で感じられる、体験できる
- リクルーター面談に呼ばれる
1DAYインターンシップは上記の2つの内どちらも得られません。
1DAYインターンシップは企業内の大ホールまたは会場を借りて行われます。
つまり、
実際に働いている人たちの雰囲気は感じられません。
また、
企業の説明+グループワークをするだけなので実業務を体験できるわけでもありません。
さらに、1DAYインターンシップに参加して
リクルーター面談に呼ばれた人はほとんどいません。
(もちろんいるにはいるのですが、長期インターンシップに比べると圧倒的に呼ばれる人は少ないです)

ということで
・企業に興味がありもっと知りたい
・興味のある企業が長期インターンシップを開催していない
という方以外は行く価値はそこまでないと思います。
最後に
いかがでしょうか。
2回就活をした私の実体験に基づく、
就活の前に【やっておくべきこと】【やらなくてもよいこと】 をまとめました。

冒頭でも触れましたが、この記事を読んでいる方は
少しでも就活の準備をしておきたいという方だと思います。
その時点で何もしていない人よりも数歩先に進んでいます。

就職活動は精神的にしんどいことが多いです。
内定をもらうことが目的になってしまい、行きたい企業、やりたい仕事が何かを見失いがちです。
この記事を読んだ方が少しでも余裕をもった就職活動のスタート切れるきっかけになればと思います。
またこちらのサイトでは新卒採用から人事の業務まで幅広くまとまっているので参考にしてください!
https://hrtech-guide.jp/
最後まで読んでいただきありがとうございました。