どうも、広告代理店に転職してWEBディレクターをやっているカンキチです。
最近はコロナの影響もあって出社しなくて良くなったり、土日の空いた時間を活用しようと「ウェブライター」をすることを検討している人が多いのではないでしょうか。
副業で空いた時間に作業をして月5万円くらい稼いだり、ガッツリ文章をかけるようになって今の仕事をやめたいと思っている方も多いと思います!
そこで今回はフリーランスの採用を行ったり、副業としてウェブライターを舌経験がある僕が「未経験でもウェブライターになれるのか」を解説したいと思います。
最近ウェブライターを始めた方にも勉強になる内容になっているので読んで損はしないですよ!
ウェブライターとは?ウェブライターの仕事内容を知ろう!
ウェブライターの仕事は実はいくつか種類があります。
- 記事作成・ブログ記事執筆
- メルマガ作成・制作代行
- マニュアル作成
- リライト
- その他
などいろいろな仕事内容があります。
この中で未経験の方がすぐにスタートできる仕事内容は記事作成・ブログ記事執筆です。これからウェブライターの仕事を未経験でスタートしたい方は記事作成・ブログ記事の作成を探すと良いでしょう。ある程度なれてきたら他の仕事にも挑戦するのが良いと思います。
それぞれの仕事内容を簡単に説明いたします。
記事作成・ブログ記事執筆
ウェブライターの仕事で一番始めやすいのが「記事作成・ブログ記事執筆」です。
記事作成・ブログ記事執筆の仕事はウェブライターの仕事の中でも比較的簡単に始められます。未経験募集の求人も多数募集されているので仕事募集しているのを見かける機会も多いのではないでしょうか。
仕事の難易度はピンキリで誰でも気軽にスタートできるものから専門性が必要なものまで幅広く募集されています。
スキルがない方でもマニュアルが配布されて簡単にスタートできるものもあるのでまだ自信がないという方はマニュアル付きの仕事を探してみてはいかがでしょうか。
ただし未経験スタートの仕事は単価が低い傾向にあるのである程度スキルが付いてきたら単価の高い仕事を受注するのがおすすめです。
未経験の方はとりあえず記事作成やブログ記事の執筆を受注するつもりでウェブライターを始めると良いでしょう。
メルマガ作成・制作代行
メールマガジンの作成・制作代行の仕事もあります。
こちらの仕事はメールマガジンで配布するせービスや商品内容、話題などを詳しくリサーチ・説明して成約や読者の行動に結び付けなければ行けないので難易度は上がります。
また報酬は文字単価の場合と本数の場合があります。メルマガは記事執筆より文字数が少なくなる場合が多いので仕事1回あたりの報酬は少なくなる傾向にあります。
セールスライティングなどのライティングスキルも必要になるので未経験の方にはあまりおすすめしません。
少しライティングスキルが上がってきて、他の仕事も受けたいときに受注して見るのがいいでしょう。
マニュアル作成
ライティングの中にはマニュアル作成の求人もあります。
企業のサービスや仕事内容を聞き、マニュアルを作成する仕事です。実はマニュアル作成の仕事はたくさん求人募集されており、単価が良いことも多いです。
しかし、マニュアルなので後々、修正を依頼されたりクレームが入る可能性があります。人によっては単価の割に仕事内容がしんどいと感じる方もいるかもしれません。
それでもマニュアルを過去に作成したことがある方は意外とすんなり入ることができる仕事かもしれません。
リライト・校正
リライトはすでに人が書いた文章を書き直すことです。
基本的には経験のあるライターやディレクターが行う作業になります。未経験からスタートしてリライトを行うことは難しいでしょう。
まずはライティングの数をこなしてからリライトの求人に応募することをおすすめします。
ウェブライターになるには?
さてウェブライターの仕事内容を理解したとことでウェブライターになる方法を解説いたします。
ウェブライターになるには2つの方法があります。
- 転職して企業に務める
- フリーランスとして仕事を受注する
未経験で始めるウェブライターの殆どが上記どちらかの方法で仕事を始めています。それぞれの方法を簡単に解説いたします。
ウェブライターになる方法1:転職して企業に務める
1つ目は転職して本業を「ウェブライター」にしてしまう方法です。
ウェブライターは業務委託・フリーランス以外にも正社員での募集が多数掲載されています。また未経験のライター募集の求人もたくさんあるので比較的仕事が見つかりやすいかと思います。
特に自社でメディアサイトを保有している企業はひんぱんに正社員でのライターを募集しているので応募してみると良いかもしれません。
もし提出できるライティングの実績などがあればポートフォリオとして送付すれば採用率があがるでしょう。
ウェブライターになる方法2:フリーランスとして仕事を受注する
2つ目は副業・業務委託としてライティングの仕事を受注しフリーランスのウェブライターになる方法です。
フリーランスのウェブライターは出勤や転勤がなく、在宅やパソコン1台で仕事ができるので主婦や大学生に特に人気です。
業務委託なので学歴や特殊なスキルも不要なので誰でも始めやすいのが大きな特徴です。ただそれだけハードルが低いのでたくさんの人がウェブライターを始めているのも事実です。
フリーランスのウェブライターは会社に雇用されず、自分で仕事を受注した時点でなれるのでフリーランスのウェブライターを名乗るのはそこまで難しいことではないと思います。
基本的にはウェブライターを始める際ほとんどの方がフリーランスでの仕事を受注するのでここからはフリーランスのウェブライターに関する内容で進めていきます。
ウェブライターに必要な資格・スキル
ウェブライターに必要なスキルや資格は特にありません。
ただし、文字単価の高い仕事や時給の高い仕事を受注したければ「ポートフォリオ」や「資格」を保有することで交渉しやすくなるでしょう。
ポートフォリオやスキルシートには下記のことを記載すればスキル・経験として見られ単価交渉などがしやすくなります。
- 執筆本数
- 執筆経験のあるジャンル
- その他の経験(インタビュー記事など)
特に執筆本数や経験ジャンルはよく見られているので意識して記載しておくほうが無難です。
また未経験からウェブライターを始めるのに資格は必要ありませんが取得しておくこと自体は悪いことではありません。面接の際にライティングに資格を持っていることを話すことで仕事をもらえるかもしれません。
WEBライティング技能検定やWEBライティング能力検定は取得しておいても良いかもしれません。
とはいえやはりライターは資格よりも記事やライティング能力で判断されるので資格やスキルは特段取得する必要性はないでしょう。
未経験がウェブライターになるまでにすること
ここまではウェブライターについて解説してきました。ここからはウェブライターになる方法を解説いたします。
ウェブライターには下記の手順を踏んで実績を積んでいく方が多いです。
- 仕事を受注する
- 本やマニュアルを見てライティングを学ぶ
- ディレクターからフィードバックをもらう
順を追って説明します。
1:仕事を受注する
まずはクラウドソーシングサイトなどから仕事を受注します。
「まず仕事を受注するの??」と驚くかもしれませんがここはこの後に解説する「本やマニュアルを見てライティングを学ぶ」と並行して行うイメージです。
正直言ってライティングのスキルは実際に文章を書かないと上達しません。もちろん、仕事を受けてただ文章を書き続けても中々上達しません。
どうすれば良いかいというと勉強をしながら仕事を受注して上達していくのです。クラウドソーシングサイトには未経験OKの求人や仕事募集も多数掲載されているので仕事自体は見つかると思います。
最初は納期に余裕がある仕事を本やマニュアルを見ながら仕事を受注するのが良いと思います。またクラウドソーシングサイトにはライティングマニュアルを配布していて「この通りに書いてください」と明記しているものを配っているものもあります。
なれてきた段階で執筆本数を増やしたり、文字数を増やしたりするのがおすすめです。
仕事に慣れる意味でもスキルを上達させる意味でも仕事は早くから受注しておくのがいいでしょう。
2:本やマニュアルを見てライティングを学ぶ
仕事の受注と並行してライティングの勉強をしましょう。
文章作成は誰にでもできると思われがちですが実はスキルが必要です。身につけておいたほうが良いスキルとしては下記のスキルがあります。
- SEOライティング
- WEBライティング
- セールスライティング
- コピーライティング
上記のようなライティングスキルは中々独学では上達しません。本やマニュアルでノウハウや知識をつけて行くのが良いです。
逆に一旦ノウハウや知識をつけてさえしまえばその後は記事執筆にずっと活かせますし、貴重な人材として重宝されやすいでしょう。
3:ディレクターからフィードバックをもらう
記事を納品した際にはディレクターからフィードバックをもらいましょう!
実際に記事を読んでもらい、フィードバックで修正した点を共有してもらうことでライティングのスキルは上がっていきます。ただしクライアントが多忙な場合は余計な業務となってしまう可能性があるので頼むタイミングは様子を見ましょう。
フィードバックを共有することで修正点を理解し、オーダーされた記事に併せて記事をかけるようになってくいるとクライアントからも非常に重宝されます。
契約を結ぶ際にフィードバックの有無を聞いて置くと良いでしょう。
ちなみに僕は本業で業務提携をしているウェブライターさんとは月に一度「対面」もしくは「ウェブ」で打ち合わせをするようにしています。
定期的にミーティングをすることでウェブライターさんにフィードバックや逆にライターさん目線の提案や不満などを吸い上げることができるので非常に良いです。
未経験でも仕事を獲得する方法3つ
未経験から仕事を獲得する際にぶち当たる壁は「仕事の獲得方法」ではないでしょうか。
未経験の方におすすめする仕事の獲得方法をいくつか紹介いたします。
僕がおすすめする仕事の獲得方法は以下の3つです。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 営業活動を行う
- ブログやSNSを立ち上げ仕事募集に応募する
それぞれ解説します。
クラウドソーシングサイトに登録する
これから初めてウェブライターを始める方はクラウドソーシングサイトでの仕事獲得がおすすめです。
クラウドソーシングサイトは「ウェブライターの仕事を募集したい人」と「ウェブライターをしたい人」をつなげるマッチングサービスです。
獲得方法はクラウドソーシングサイトの仕事募集に応募し、募集した人が契約をしてくれたら仕事獲得です。
実際に顔を会わせることなく仕事を受注できますし、契約書などもクラウドソーシングサイトに用意されているので準備する必要がほとんどありません。
ただし、クラウドソーシングサイトは手数料が必要だったりそもそも単価が低い仕事も多いです。
ある程度スキルを獲得し、実績もついたなら他の方法で仕事を獲得することをおすすめします。
とはいえ未経験でも比較的かんたんに仕事を獲得できるのでこれからウェブライターとして活動していきたい方には非常におすすめです。
《初めての人におすすめのクラウドソーシングサイト:ランサーズ》
営業活動を行う
ある程度実績やスキルがついてきたなら営業活動を行って仕事を獲得する方法もおすすめです。
営業活動はハードルが少し高く感じますが報酬や文字単価を上げるためには必須だと考えています。
具体的な営業活動の方法としては下記の仕事内容がおすすめです。
- indeedなどの求人検索エンジンでウェブライターに応募する
- wantedlyで副業・フリーランスの求人に応募する
- メディア系のウェブサイトのホームページから直接問い合わせる
上記のように様々な方法で営業活動を行い、直接仕事を募集している人とコンタクトを取ることでクラウドソーシングサイト以外でも仕事を受注することができるようになります。
営業活動ができるようになると仕事の幅も広がるのでチャレンジしてみるのをおすすめします。
ブログやSNSを立ち上げ仕事を募集に応募する
個人でブログを立ち上げたり、SNSを立ち上げて仕事を募集するのもおすすめです。
SNSでは意外と仕事や求人の募集が行われています。自分でブログやSNSを立ち上げて仕事を募集するのもおすすめでしょう。
ただしSNS経由での仕事獲得は個人で募集している人も多く、納品したものの料金が支払われないなどのトラブルも考えられるため注意が必要です。
とはいえ仕事の募集自体はよく見かけるので信頼できると判断できるのであれば応募してみるのも良いかもしれませんね。
未経験でも仕事を獲得できる人の特徴3つ
やはり未経験で仕事を獲得しようとしても中々受注しにくいのは事実です。
ウェブディレクター目線でみた「未経験でも仕事を獲得できる人の特徴」を紹介したいと思います。
コミュニケーション能力が高い
やはりコミュニケーション能力が高い人には仕事を頼みやすいです。
ウェブライターさんは在宅や副業の方が非常に多いのでチャットツールを多く使うのですがコミュニケーション能力が高いと意思の疎通が行いやすく非常に好印象です。
仕事を獲得する際には使用できるチャットツールをプロフィールや提出書類に記載しておきましょう。書類だけでは中々コミュニケーション能力をアピールすることができませんが使用歴のあるチャットツールを記載することで多少アピールすることができます。
またできればウェブライター・フリーランスとして業務委託契約を結ぶ前に訪問やZOOMなどで使用して顔合わせをすることでアピールすることもできます。
クライアントも信頼できるウェブライターを探しているのでコミュニケーションをしっかり取れる人間は重宝されます。
リサーチ力が高い
リサーチ力が高いことも未経験で仕事を獲得できる人の特徴です。
例えば履歴書などの提出書類に「自力で調べてWordPressを解説しました」や「独学でブログを更新しています」と記載があると非常に好印象を抱きます。
理由は一度自分で何かを調べて実行した経験があるからです。僕も実際にウェブディレクターとしてフリーランスのウェブライターの方の書類をよく見ますが「自分で調べてやってみました」と書いてあれば未経験であっても一度話を聞くようにしています。
それくらいリサーチした経験があるというのは未経験の方にとっては大きな武器になります。まずは一度何かを自分で調べて文章を書いてみましょう。
ライティングスキルが高い
未経験といえど文章を仕事にするのですからある一定のライティングスキルは必要です。
ポートフォリオに自分のブログであったりウェブサイトの記事を載せているものももちろん評価の対象ですが意外と未経験ライターの方がおろそかにしがちなのは提出書類です。
僕が担当しているメディアでは「履歴書」「職務経歴書」の提出をお願いしているのですがこれからライターで文章を仕事にするのに提出書類に力を入れていない人が非常に多いです。
もしポートフォリオがないなら一番見られるのは履歴書と職務経歴書のはずです。しかしなぜか提出書類の内容をしっかり書きません。
いま提出できる実績などがなければ履歴書・職経歴書のような書類に全力を込めましょう。
提出書類だけでもライティングスキルをアピールすることはできます。また力を込めて作った提出書類は使いまわしもできるので非常に使い勝手が良いです。
《関連記事:【最新版】仕事をお願いしたくなるフリーランスの特徴3選》
ウェブディレクターが思う、仕事を頼みたいライター
ウェブディクターから見て仕事を頼みたいライターにも特徴があります。
次のような方は何度も仕事を頼みたくなります。
レス(返信)が早い人
やはりレスが早い人は信頼できますし、何度も仕事を頼みたくなります。
レスが早くコミュニケーションを円滑に取れるライターは非常に貴重です。しっかりと返信ができるだけで周りのライターに一歩差をつけられます。
もし副業でライターをするなら「〇〇時~●●時は本業があるので連絡がつきにくいです」と書いてあれば返信ができなくてもある程度問題ないと思います。
ウェブライターとして仕事を受注できた際は早めのレスを心がけましょう。
相手・読者目線に立てる人
相手目線に立てるライターは非常に重宝されます。
ライティングは読者がいて初めて成り立ちます。「読者はこう考えているだろう」とある程度読者の目線や立場に立つことでよい文章を書けると考えています。
また上記のことを言語化しクライアントやメディアの管理者に伝えられると非常に良いでしょう。
まずはこの記事を誰が読むのか、どういった情報をほしいのかなど相手目線で物事を考えられると自ずと仕事が増えていくと思います。
納期をしっかり守れる人
納期をしっかりと守れる人はそれだけで重宝されます。
納期遅れはクライアントによっては売上が変わる非常に大きな分かれ道です。ある程度のライティングスキルと納期が守れるだけで仕事のリピートが増えると思います。
更に納期に余裕を持って納品することでさらにクライアントの評価があがるでしょう。
逆に納期を一回でも遅れてしまった人はそれだけで大きく評価を落としてしまいます。遅れる場合は絶対に事前に連絡をすることをおすすめします。
未経験でもライターになれる
今回は未経験からウェブライターになれる方法を紹介しました。
ウェブライターは未経験でも始められて在宅やフリーランスなどいろいろな働き方ができます。
それだけに始めたい方もたくさんいると思います。
まずは今回紹介した方法やポイントを実践して見てください。
必ずウェブライターとしてよいスタートをきれるはずです。
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