ベンチャー企業はブラックだから転職はやめた方がいい?本当にブラックなのか徹底解説!

ベンチャー企業はブラックが多いイメージがありませんか?

残業が多かったり、休日出勤していたりするイメージがありますよね。

そのイメージからベンチャー企業に転職したいけど、迷っているひとも多いはずです。

しかしそれは本当にブラックな企業の証拠なのでしょうか?

ベンチャー企業はブラックが多いのか徹底解説します。

優良なベンチャー企業の特徴もご紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

《併せて読みたいベンチャー企業への転職はしんどいって本当?実際の口コミをもとに検証!

目次

ベンチャー企業の定義とは

比較的あたらしい企業を指します。

成長志向で、新しいサービスを展開しているイメージがありますよね。

しかしベンチャー企業の定義は曖昧です。

中小企業と会社の規模は変わりませんが、中小企業は資本金や従業員数などの定義があります。

ベンチャー企業がブラックと思われている理由とは

ベンチャー企業はブラックが多いと思われています。

しかし実際は、ブラックなベンチャー企業は少ないです。

大手にもブラック企業が多い現状に対して、何故ベンチャーだけブラックが多そうと思われているのでしょうか。

その理由はベンチャー企業がまだ比較的若い企業が多く、ブラックと決めつけられる要素がまだ残っているためです。

ここからはベンチャー企業がブラックと思われる理由をご紹介します。

福利厚生が整っていない

有給や退職金などの福利厚生が整っていないベンチャー企業が多いです。

福利厚生を整えるよりも、事業の成功を優先させなければいけないため、制度まで決める余裕がありません。

また福利厚生で有給があったとしても、なかなか取りづらかったり、残業でそもそも休みが取れなかったりする場合もあります。

ただ福利厚生がしっかりとしているベンチャー企業もあるため、転職先を決めるときにしっかりと調べておくことが必要です。

根性論の仕事の進め方

ベンチャーは他の企業ではやっていない新しいサービスを展開しています。

そのため見本がいません。

ノウハウや進め方を知らないため、とにかく仕事をたくさんして経験を積みます。

ではどうやって仕事を進めるのかというと、「自分たちはできる!」といった根性論です。

数をこなすためには、精神を奮い立たせる必要があるのです。

社訓に根性論がある企業は、ブラックと思われやすいです。

休みが少ない

マルチタスクで残業がおおくなり、そして残業でも間に合わない場合は、休日出勤をします。

ベンチャーでは休日出勤を、当たり前のようにやっている会社も多いです。

またもともとの年間休日が少ない傾向にあります。

土日や祝日は出勤と決められているベンチャー企業も多いです。

休日が少ない点からブラックと思われてしまいます。

《関連記事:ベンチャー企業は危ない?転職を考えている方必見!口コミをもとに徹底解説!

ブラック企業の可能性があるベンチャー企業の特徴

そもそもブラックと思われがちのベンチャー企業ですが、本当にブラックの可能性がある企業もあります。

ブラックと勘違いされているだけなのか、それとも本当にブラックなのか見極めなければいけません。

ここからは、ブラックの可能性があるベンチャー企業の特徴をご紹介します。

退職する人が多い

退職する人が異常に多い場合はブラックの可能性があります。

とくに社長や管理職以外の職歴が短い場合は要注意でしょう。

先輩の人数が少なかったり、同期がどんどんやめていったりする企業はそれほど働く内容がきつい証拠になります。

特に研修の時点で同期がどんどんやめていく場合は、注意深く見る必要があります。

採用を常に行っている

退職する人が多いため、採用を常に行っている会社があります。

募集要項には大量募集!と書かれているため、興味が湧いてしまうこともわかりますが、その裏ではどんどん社員が辞めていっているといった現状があります。

転職サイトで常に採用の掲載があるベンチャー企業は気を付けたほうがいいでしょう。

また大量募集と書かれている場合も、社内で新しい事業を始めるために募集している可能性もあります。

しっかりと募集要項の内容を確認することをおすすめします。

管理職が比較的若い

管理職が比較的若い場合は、その前の管理職についていた社員が早くに辞めている証拠です。

管理職が若いと比較的なじみやすい利点もありますが、その管理職も早くに辞める可能性があります。

長く働けない会社ということになるので、ブラックの可能性があるでしょう。

しかし、新たなキャリアを支援するためにあえて転職を促しているベンチャー企業もあります。

一概に管理職が若いといって決めつけることはやめましょう。

優良なベンチャー企業の特徴

ビズリーチ

ここまでの内容をみていると「ベンチャーはやっぱりブラックなのではないか」という疑問がでてくるかと思います。

しかしベンチャーの中にも優良な企業は必ず存在します。

ベンチャーの中でブラックな企業はほんの一部です。

ここからは優良なベンチャー企業の特徴をご紹介します。

業績が上がっている

新しい事業を始めたにも関わらず、しっかりと結果を残しているベンチャー企業は信頼ができます。

そのような企業はHPや面接時に実績や業績を紹介する場合が多いです。

業績が上がっているベンチャー企業に転職すれば、新たな学びを得られるでしょう。

今までの会社とはちがう経験をつむことが出来るはずです。

社員の顔写真をHPに載せている

ブラックなベンチャー企業は社長や社員の写真を見せようとしません。

なぜならすぐに社員が辞めてしまい、HPに写真を載せてもその社員が残っている可能性が低いためです。

しかし社員の顔出しが載っている場合は、それだけ社員が長く在籍している証拠になります。

また外からみられても何も問題がないという自信から、SNSで積極的に社員の顔を載せている企業もあります。

HPだけではなく、SNSなども見て転職先を決めるのもいいでしょう。

ベンチャーキャピタルから投資を受けている

ベンチャーキャピタルとは、将来成長が見込める優秀なベンチャー企業だけに投資する組織のことです。

ベンチャーキャピタルは出資先が株式公開やM&Aをうけたときに、大きな利益を受けられるといったビジネスを展開しています。

つまり、将来が見込めないベンチャー企業には投資はしないといった組織になります。

ベンチャーキャピタルから投資を受けているということは、それだけ信頼が高いといえます。

ぜひベンチャー企業に転職を考えているひとは、ベンチャーキャピタルから投資を受けているのかどうか聞いてみることをおすすめします。

《併せて読みたいベンチャーへの転職で失敗しないようにするには。ベンチャー企業の特徴や志向性などを解説!

まとめ

ベンチャー企業はブラックが多いのかを解説しました。

ベンチャー企業は若い組織のため、制度が整っておらず、ブラックと思われがちです。

しかし優良なベンチャー企業も確かに存在するので、ベンチャー企業だからブラックと思い込みをせず、しっかりと調べることが大切です。

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この記事を書いた人

本業はベンチャー企業のウェブディレクター兼ウェブマーケター。
工場作業員→ウェブ業界に30歳手前で転職した独身会社員。
趣味はカメラと読書。
マーケティングとデータ分析が大好物。

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